屋根カバー工法工事

屋根カバー工法とは、既存屋根材の上に新しい屋根材を被せる工法のことを言います。

屋根葺き替え工事のように既存屋根材の解体処分費用が抑えられる為、葺き替え工事に比べてコストを抑えて安く屋根を新しくすることが可能です。

屋根は外壁と違って紫外線や酸性雨などの影響を受けやすく、劣化しやすい部位であり、また屋根の状態によっては塗装出来ないケースもあります。

屋根のメンテナンス手段の選択肢として屋根カバー工法をご紹介します。

屋根カバー工法 施工事例

施工前の状態

化粧スレート屋根で劣化が進行し全体的に屋根材に欠け、割れが見受けられました。

部分的に屋根材を差し替える手段もありましたが全体的に割れやすく脆い状態になっていた為、ガルバニウム鋼板屋根をカバー工法で工事することになりました。

既存棟板金等解体

既存棟板金、及び貫板を解体撤去します。

ルーフィング施工

既存屋根材の上にルーフィング(防水紙)を全体に張ります。

貫板新規取付け施工

ルーフィング(防水紙)を全体に張り、次に新しい貫板を取り付けます。

新規屋根材取付け施工

新しくガルバニウム鋼板屋根を施工して完了です。

大屋根と同様、下屋部分もカバーしました。

ビフォーアフター

施工前と施工後の比較写真です。

屋根カバー工法のメリット

屋根は塗装をして綺麗になりますが、冒頭でご説明の通り、状態によっては塗装出来なかったり塗装をおすすめ出来ないケースがあります。

屋根カバー工法によるメンテナンスの場合、葺き替えするよりコストを安く抑えられるうえ屋根材自体が新品なので見た目も耐用年数も一新出来ます。

屋根塗装に比べると一時的には工事費用が高くなりますが長期的に考えると耐用年数自体が伸びるので屋根のメンテナンス手段の一つの選択肢としてもおすすめの工事です。