今回で外壁、屋根塗装の工事が2回目である取手市のＴ様邸の塗装工事施工事例です。

外壁、屋根ともにラジカル塗料仕様です。また、竪雨樋のデンデンは全て新しく交換することになりました。

外壁、屋根各所、特に目立つ傷みはなく経年相応の状態でしたが、汚れの付着は目立ち始めてきた時期でした。

屋根塗装の際に棟板金に錆び、固定している釘の浮きや抜け、破損がないかを確認します。

棟板金など鉄部へ錆止め塗装を行いました。

棟板金は気温の寒暖差で膨張したり縮んだりします。また風の影響などで動くので固定している釘はどうしても浮いてしまいます。

そのような事情を踏まえて屋根塗装の際には必要に応じてシーリングや釘の打ち直し（場合によっては抜けにくいビス打ち）を行います。

竪雨樋を外壁に固定しているでんでんを新しい物に交換しました。

でんでんも経年劣化します。

変形や破損が見受けられる場合は交換時期です。雨樋の固定力が弱まり、雨樋が風で煽られやすくなりますので足場を掛けた時に交換をおすすめします。

外壁を補修した場所は模様がありませんので既存の模様（パターン）に合わせるための外壁吹き戻し工事を行います。

模様（パターン）を吹付け後、塗装をして完了です。

外壁は高圧洗浄で汚れや苔を綺麗に除去した後、下塗り（サーフェーサー）塗装を行います。

上塗り塗料にも低汚染・防かび・防藻性がありますが、下塗り材にも防かび・防藻性の効果が期待出来るものを使用しています。

雨樋や破風板など付帯部に中塗り塗装、鉄部には錆止め塗装を行いました。

FRP防水の耐用年数は10年～15年ですが5年毎にトップコートの塗替えが必要です。

トップコート層を健全に維持することで防水層を保護することが出来ます。

外壁、屋根、各所のビフォーアフターの写真をご覧ください。写真をクリックで拡大写真になります。

外壁は優しい色合いのピンクでとても綺麗に仕上がっています。

FRP防水のベランダ床面にはトップコート塗装を行いました。

屋根はピンクの外壁に相性の良いミッドナイトグレー色です。

可愛らしく優しい色合いのピンクの外壁に仕上がりました。

屋根はピンクの外壁と相性が良いミッドナイトグレー。

ピンクの外壁にグレーの屋根を合わせると全体的に落ち着きのある印象になり、スタイリッシュになります。

外壁、屋根ともに色は施主様にて決定されましたがまとまりが良くバランスのとれた見事な配色です。