つくば市在住のH様邸戸建住宅の外壁、屋根塗装工事事例のご紹介です。
令和4年度申請分のつくば市安心住宅リフォーム支援補助金対象の工事となります。
全体的に各所経年劣化しておりましたが、特に外壁のジョイントシールの劣化が目立っていました。
ジョイントシールのシーリング材が破断(裂けている)、南面においてはシーリング材自体が無くなってハットジョイナーという金物が露出している状況でした。
外壁(サイディング)目地にあるジョイントシールは外壁の歪みや地震等の揺れに対してその負荷を緩衝する役割と雨水の侵入を防止する役割があり建物の構造上、とても重要な部分です。
また、シーリング材は経年により徐々に劣化する消耗品でもある為、塗装工事に併せて新しいシーリング材に打ち替えることが一般的です。
ジョイントシールの打替えは、まず既存のシーリング材を綺麗に撤去することから始まります。
劣化した既存のシーリング材が残らないようカット、撤去するとハットジョイナーと呼ばれる金物が見えてきます。
外壁目地部分のシーリング材を全て撤去していきます。
撤去した既存シーリング材の一部です。
既存シール撤去後、専用プライマーを塗布した上で新規シーリング材を充填します。
鉄部各所へ錆止め塗装を行います。
防錆効果や、上塗り塗料の仕上がりが綺麗になる下地調整の役割を担います。
屋根の棟板金も錆止め塗装を行います。
破風板、帯など付帯部分に下塗り塗装を行います。
各所ジョイント部分のシールも劣化していた為、下地処理工程でシールを施します。
外壁ジョイントシール打替え、下地処理後、下塗り塗装を行います。
屋根クラック部分を補修します。
仕上げに上塗り塗装を行いました。
ベランダのFRP防水の保護層であるトップコートの塗替えを行います。
紫外線や摩耗による経年劣化から防水層を保護するトップコート層は定期的なメンテナンスが必要です。
下地処理、下塗り(プライマー)塗布後、トップコート材を2回重ね塗りします。
外壁、屋根の他、塗装をした各所のビフォーアフターの写真をご覧ください。写真をクリックで拡大写真になります。
外壁は帯を境目に濃いめのグレーと淡彩色のツートンカラーです。
帯から下部は濃いグレーに塗装しシックな雰囲気になりました。
濃いグレーの濃厚色と淡彩色のツートンカラーでオーソドックスな外壁色から都会的な外壁色へイメージチェンジされました。
H様邸では、つくば市安心住宅リフォーム支援補助金の手続きをサポートさせていただきました。
つくば市の補助金を利用してリフォームをご検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。