シーリング工事


塗装工事の下地処理工程で重要な作業の一つでもあるシーリング材の打ち替え作業。

 

近年、外壁材にサイディング材が使用される事が多くなりましたが、サイディング材とサイディング材の繋ぎ目には目地と呼ばれる隙間があります。

 

これは、気温や温度の変化によるわずかな膨張や伸縮、揺れや動きなどによって部材同士がぶつかり合うことを避ける為に隙間が設けられていますが、この隙間に雨水などが入り込まないよう埋めるように施されているのがシーリング材です。

 

シーリング材は部材の膨張、伸縮、揺れなどの動きに対して追従する柔軟性を持ちます。

 

しかしシーリング材も消耗品なので経年劣化します。劣化とともに柔軟性を失い、硬化やヒビ割れ、肉痩せを起こし、防水性や気密性の効果が無くなると、その隙間から雨水や汚れが入り込み、サイディング材や下地の傷みを進行させてしまいます。

 

特に外壁材がサイディングの場合は、シーリング材の状態にもよりますが、外壁塗装工事の際に新規にシールの打ち替えや、打ち増しを行います。

経年劣化したシーリング材
経年劣化したシーリング材
経年劣化したシーリング材

サイディング 竪目地ジョイントシール打替え例


①既存シール撤去

既存のシールを撤去します。

 

②プライマー塗布

シーリング材の密着性を高める為、プライマーを塗布します。

 

③マスキング

目地からシーリングがはみ出さないように養生します。

 


④新規シール打ち

新たにシーリング材を注入し、目地を埋めていきます。

 

⑤ヘラ押さえ

表面を整えるほか、注入したシールを押込み密着させ、余分なシールを取り除きます。

⑥完了

マスキング撤去後、外壁工程へ進みます。

 


撤去したシール

 

 


また、マンションなどのタイルにも伸縮や動きを逃がす為の目地があり、シーリング材が施されています。

 

タイルの目地シーリング材も自然乾燥による伸縮や揺れ、動きなどから下地の割れや、タイルの破損、欠損を防ぐ役割を担っています。

 

サイディング材などのシーリングと同様に、経年劣化で硬化やヒビ割れ、肉痩せを起こしますので打ち替えが必要になります。

 

経年劣化したシーリング材
経年劣化したシーリング材
経年劣化したシーリング材

タイル目地 シール打替え例


経年劣化したタイル目地シール

 

①既存シール撤去

既存のシールを撤去します。

 

 

②マスキング

目地からシーリングがはみ出さないように養生します。

 


③プライマー塗布

シーリング材の密着性を高める為、プライマーを塗布します。

 

 

④新規シール打ち

新たにシーリング材を注入し、目地を埋めていきます。

⑤ヘラ押さえ

表面を整えるほか、注入したシールを押込み密着させ、余分なシールを取り除きます。

 


⑥完了

マスキング撤去。